スピード指数の算出方法は理解していただけたかと思いますが、たとえ詳細な指数を弾き出せたとしても、その数値だけで馬券につなげることはできないと思います。

過去のスピード指数を算出したところで、「過去、このような能力で走った」という事がわかっただけで、今回のレースでは、どの程度の能力で走るかは、判らないし、ましてや厩舎が走らせるかどうかも判らないと思うのです。

とはいえ、スピード指数で、ある程度の馬の能力が比較できるわけですから、なんとか馬券につながる方法を考えようと思うのです。

そこで、スピード指数の平均値と最大値をランク付して馬券につながるかを見てみようと思います。

平均値は、過去のスピード指数の平均から、今回のレースにおいても、だいたいその平均値あたりの能力で走るだろうという考えですね。

最大値は過去のスピード指数から、本気で走った時にはこれくらいの能力で走るだろうという考えです。

しかし、これだけでは物足りないですね。どんなにスピード指数を計算しても、それは「過去のレースにどれだけの能力を出したか」が判るだけ。今回の出走レースにおいて、どれほどの能力で走るかというのはわかりません。

やはり、現在の調子を数値化できないかと思うのです。

実際のところ、今現在の馬の調子などは、我々一般の競馬ファンでは測りかねます。競馬関係者でもごく一部ではないでしょうか。

では、今現在の馬の調子は、どうしたら判断出来るのか。それは競馬記者がつける印、つまりは新聞人気なのです。

競馬記者は、厩舎や馬にはりつき、調教や厩舎のコメントなどを取材して、勝てるであろう馬に印をつけています。競馬関係の外部の者で、いちばん馬の調子が判るのは競馬記者なのです。

その競馬記者の印をまとめたのが日刊コンピ指数ですので、今現在の馬の調子=コンピ指数として見てみようと思います。

スピード指数と人気を見て予想を立てていくという形になりますが、やはり多少なりとも裁量判断が必要になってきます。もっとシステマチックに予想ができないものかと思いますが・・・。

そこで、過去3走の平均値と過去3走の最大値、日刊コンピ指数をアイテムとして着順を目的変数とした係数を算出してみました。

2018年5月3日 船橋競馬 7R 

以前にも取り上げた5月3日の7Rを例にとってみます。

Maxは過去3走のスピード指数の最大値。Aveは過去3走のスピード指数の平均値。もうひとつが日刊コンピ指数です。

この3つの数値から着順を予想する係数を算出してみました。

定数:15.80547

Max係数:0.100534
Ave係数:-0.34693
コンピ指数係数:-0.13498

定数+(Max×Max係数)+(Ave×Ave係数)+(コンピ指数×コンピ指数係数)

これが計算方法で、1番マジョリティハートを実際に計算してみると

15.80547+9.61×0.100534+9.00×(-0.34693)+40×(-0.13498)=
15.80547+0.96613174+(-3.12121357)+(-5.3992)=8.251188

2番のカーチスラインは

15.80547+9.84×0.100534+9.41×(-0.34693)+41×(-0.13498)=
15.80547+1.207772+(-3.67554)+(-5.57641)=7.99709

同様に前馬を計算してみると
2018年5月3日 船橋競馬 7R

指数のランク1位は7番のフィーユドトネール、次が10番サンチュータということになります。

このように計算して2017年の1年間を調べてみました。
対象レースは、先と同様に、全馬、過去3走を南関競馬で走っているレース。つまり、出走全馬の過去3走のスピード指数が算出できたレースです。

 ランク1位で単勝率35%、連対率55%、複勝率67% とソコソコ馬券になる数値です。
あとは、レース条件や指数の並びなど、的中しやすいレースを絞り込んでゆくのが良いと思います。